ローズマリー精油の効能、効果は? どんな香り?

ローズマリー精油
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料理でもおなじみのローズマリーは、地中海沿岸が原産のシソ科のハーブ。精油はフレッシュで染みとおるような、ハーブ調の強い香りです。古くから「復活」や「若さ」の象徴として知られ、宗教的な儀式や若返りの化粧水として利用されてきました。頭をクリアにして集中力を高める香りとして知られており、最近では認知症にも有効であるとの論文も発表されています。

以下で詳しく見ていきましょう。

目次

ローズマリー精油のプロフィール

ローズマリー

エッセンシャルオイルデータ(学名、成分など)

英名Rosemary ローズマリー
和名マンネンロウ
学名Rosmarinus officinalis
科名シソ科
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
主な産地フランス、スペイン、モロッコ、チュニジア
主な成分ローズマリー・カンファー:
α-ピネン、1,8-シネオール、カンファー、カンフェン、リモネン、β-ピネン、ミルセン、α-テルピネオール、p-サイメン、酢酸ボルニルなど
ローズマリー・シネオール:
1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、β-カリオフィレン、ボルネオール、酢酸ボルニル、リモネン、ミルセンなど
ローズマリー・ベルベノン:
α-ピネン、カンフェン、ベルベノン、カンファー、ボルネオール、酢酸ボルニル、1,8-シネオールなど
主な効能、効果強肝、血圧上昇、抗うつ、抗リウマチ、刺激、消化促進、頭脳明晰化、鎮痙、鎮痛、通経、発汗、利尿、収れん
香りの系統ハーブ系
香りのノートミドルノート

ローズマリーってどんな精油?

ローズマリー

どんな香り?

フレッシュで染みとおるような、ハーブの強い香り

どんな植物?

肉や魚の臭み消しに使われるローズマリーは、地中海沿岸地方原産の常緑低木です。細長い葉をつけ、高さ2メートルくらいまで成長します。フランスやチュニジア、スペインなどで生産されており、地中海地方おなじみの植物となっています。

ローズマリーという名前は「海のしずく」という意味のラテン語であるRosmarinusに由来しています。これはこの植物が水辺を好んで生育するためです。

エピソードや歴史、豆知識など

ローズマリーは大変古くから知られており、古代ギリシア人やローマ人はこれを復活の象徴と考えてきました。 神々の像をローズマリーの葉で飾り、これを薫香として炊いて悪霊を払っていました。エジプトの墳墓の中にも、ローズマリーの植物の残骸が見つかっています。古代から様々な宗教的な場面でこの植物が使われてきたことがうかがえます。

ローズマリーは若返りの象徴とも考えられてきました。ハンガリーの王妃エリザベートが、この植物を使った化粧水で若さを取り戻したと言うエピソードは大変有名です。ローズマリーとローズウォーターを使ったこの化粧水は「ハンガリー王妃の水」と呼ばれ、18世紀にオーデコロンが発売されるまで高い人気を博しました。

邪気をはらうと考えられていたローズマリーは、古くから伝染病の予防にも大きな役割を果たしてきました。フランスの病院では、長い間、ローズマリーやジュニパーの小枝を炊いて病院の空気の浄化をしていました。昔の人は経験的にローズマリーの特性を理解していたようです。

ローズマリーの効能や効果

集中している男性

頭をクリアにして、集中力を高める。認知症予防にも

ローズマリーのすがすがしい香りは、疲れた心と体を刺激して元気づけてくれます。頭をすっきりクリアにしてくれる香りとしても知られており、集中力が必要な時や記憶力を高めたいときなどにも大変役立ってくれます。

最近はレモンとともに、脳を活性化させ認知症を予防する香りとして紹介されたことから、にわかに注目度が高まってきました。カンファー成分の多い、ローズマリー・カンファーが推奨されています。ローズマリーとレモンは香りの組み合わせとしても悪くないため、ぜひ日常的に香りを楽しんで、健康維持に役立ててほしいと思います。

からだを酷使する人のマッサージに

体を酷使する人のマッサージにも人気の高い精油です。立ち仕事の多い人や、日常的に筋肉を酷使するスポーツマンなどは、ぜひローズマリーを使ったマッサージをお試しください。

たるんだ皮膚やむくみに。フケ予防や発毛促進に

ローズマリー精油には強い収れん作用があるため、たるんだ皮膚やむくみに有効です。また、皮膚を刺激する作用があることから、発毛の促進やフケ予防にも効果が期待できます。

ワンポイントアドバイス

ローズマリーと精油

ローズマリーはすっきりとした基調の香りですが、少しクセのある香りでもありますので、レモンなどのさっぱりとした香りと合わせると使いやすいかもしれません。柑橘系ではオレンジやグレープフルーツ、レモングラスなども良いですし、すっきりとした香りでまとめるならペパーミントやフランキンセンスなども良いでしょう。

ハンガリー王妃にならって、ローズウォーターとローズマリーをブレンドした、手作りのハンガリアンウォーターを作ってみるのもいいかもしれません。オイルと水は混ざりにくいため、少量のエタノールにオイルを溶かし、その後でローズウォーターと混ぜると良いでしょう。エタノールはオイルと水の両方に溶けるため、つなぎの役割を果たします。50mlのボトルで作る場合は、ローズウォーター45 ml、エタノール5 ml、ローズマリー精油10滴ほどが適量です。

ローズマリーはきわめて刺激が強いため、てんかんの人や高血圧の人には向きません。また、通経作用もあるため、妊娠中の人は避けたほうが良いでしょう。

ローズマリーのおすすめの使い方

頭をクリアにしたいとき、記憶力を高めたいときに

集中して勉強や仕事をしたいとき、記憶力を高めたいときなどは、ローズマリーの香りが役に立ちます。陶器のアロマストーン(アロマプレート)にローズマリーの精油を数滴たらしてデスクの上やテーブル周りにおきます。レモンの精油をブレンドしても良いでしょう。アロマライトなどの専用の芳香器具も役に立ちます。

目覚めを良くしたいとき

朝なかなか目が覚めないときは、洗面器に熱めのお湯をはり、ローズマリーの精油を1、2滴落として手を入れましょう。また、朝シャワーを浴びる際に床に1滴ローズマリーの精油を落とし、そのままシャワーを浴びると、シャワーの熱でローズマリーの香りが立ち上り、爽快な気分を味わうことができます。

足や肩がパンパンな時に

立ち仕事などが続いて足がパンパンなときやパソコン仕事が続いて肩がパンパンなときには、マッサージが効果的です。ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイルにローズマリーの精油を数滴ブレンドしてマッサージをします。この際、リンパの流れを意識して、体の先端部分から体の中心部分に向かってマッサージを行うと効果的です。ジュニパーやレモングラスなどの精油をブレンドしても良いでしょう。

ローズマリーと相性の良い精油

スイートオレンジ、グレープフルーツ、シダーウッド、ジンジャー、ゼラニウム、フランキンセンス、バジル、ペパーミント、マンダリン、メリッサ、ライム、レモングラス

いかがでしたでしょうか?
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アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。また、当サイトの情報は、精油の医学的な効能、効果を保証するものでもありません。精油を使用する際には、製品についての注意事項をよく読み、自己責任の下、正しくお使い下さい。妊娠中の方、病気のある方、健康状態のすぐれない方は、必ず事前に医師にご相談下さい。 なお、一般的な呼称に合わせて、エッセンシャルオイル(精油)をアロマオイルと表記する場合もあります。

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