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ユーカリってどんな精油?

どんな香り?

クリアで鋭い、染みとおるような香り

どんな植物?

コアラの主食としても知られるユーカリは、オーストラリア原産の常緑高木です。温暖で乾燥した土地に育ち、高さは50 mほどにまで達します。世界で最も高い木の1つで、中には高さが100メートルを超える大きなものもあります。オーストラリアの原住民アボリジニはこれを「キノ」と呼び、傷ついたときなどにこの葉を利用してきました。 ユーカリは土地の水はけを良くして湿地を乾燥した土地に変化させるなど、環境を改善しマラリアを予防するのにも役立っています。

エピソードや歴史、豆知識など

Eucalyptusという学名はギリシャ語で「よく覆った」を意味しており、ユーカリが青々と茂っている様子を表しています。葉に多くの油分を含んでおり、オーストラリアではしばしば山火事の原因になっています。ユーカリには、ラジアタ、シトリオドラなど数多くの種類がありますが、クロブルス種が最も一般的で多く流通しています。

 

精油の効能や効果について

リフレッシュや集中力アップに

クリアで染みとおる様な香りのユーカリは、気分をリフレッシュさせる精油として有名です。イライラとした気持ちをしずめたり、頭をクリアにして集中力を高めることを助けてくれます。冬場や花粉の季節などにも活躍する精油のひとつです。とりあえず1本持っていると、何かと重宝する精油といえるでしょう。

ちょっとひとこと

精油イメージ スッキリとしたクリアな香りですが、ペパーミントやティートリーよりも親しみやすい香りだと思います。ユーカリ・グロブルスがもっとも一般的で、「ユーカリ」しか表記がない場合は、ほとんどの場合はユーカリ・グロブルスを指しています。ユーカリ・ラジアタ(ラディアータ)は1,8-シネオールの含有量が少なく、香りもユーカリ・グロブルスよりもマイルドです。お子さまのお部屋などで香らせる場合は、ユーカリ・ラジアタのほうが好まれるかもしれません。冬や春に活躍してくれる精油で、人によっては決して手放せない精油のひとつです。
皮膚に刺激を与える場合がありますので、使用量には注意してください。

おすすめの使い方

冬場の季節に

かぜが流行るような冬場の季節は、ユーカリを使って上手に対策しましょう。お風呂にユーカリの精油を2、3滴落とし、蒸気を吸い込みながらしっかりと体を温めます。ラベンダーやティートリー、マージョラムをブレンドしても良いでしょう。かぜを寄せ付けない、健康的な体作りをサポートしてくれます。ユーカリでエアーフレッシュナーを作って、お部屋にスプレーするのも良い方法です。レモンやペパーミントなどをブレンドしても良いでしょう。

鼻やのどが気になるときに

冬場や花粉の季節など、鼻やのどが気になるときには、ティッシュにユーカリ精油を1、2滴たらし、香りを嗅ぐと良いでしょう。マスクの肌に触れない部分に精油を1滴染み込ませるのも効果的です。

相性の良い精油

ベンゾイン、ジュニパー、パイン、メリッサ、ラベンダー、レモン、レモングラス

アロマオイル(精油)のデータ

植物名 ユーカリ
和名 ユーカリ
学名 Eucalyptus globulus
科名 フトモモ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 オーストラリア、中国、スペイン、ポルトガル、ブラジル、南アフリカ
主な成分 1,8-シネオール、α-ピネン、リモネン、アロマデンドレン、ピノカルボン、α-テルピニルアセテート、グロビュロール、α-テルピネオール、β-ピネン、テルピネン-4-オール、3-メチルブタナール、イソアミルイソバレレート

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