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ジュニパーってどんな精油?
どんな香り?
森林をイメージさせるような、ウッディーでリフレッシュさせる香り
どんな植物?
ジュニパーは主に北半球の乾燥した丘陵地帯に育つ常緑の針葉樹です。葉は細くとがっており、木は数メートルの高さにまで成長します。直径5ミリくらいの小さなやわらかい実をつけ、2、3年で黒い色に熟します。この果実はジュニパーベリーと呼ばれ、お酒の「 ジン」の香り付けに使われることで有名です。精油はこの果実を蒸留することで得られます。イタリアやハンガリー、フランス、チェコ、スロバキア、カナダなどが産地として有名です。寒く乾燥した土地でも容易に育つ強さを持った植物で、日本ではセイヨウネズの名で知られます。
エピソードや歴史、豆知識など
浄化する力の強いジュニパーは、古くから伝染病の予防に大きな役割を果たしてきました。フランスの病院では、長い間、ローズマリーやジュニパーの小枝を炊いて病院の空気の浄化をしていました。
精油の効能や効果について
こころとからだをリフレッシュ
針葉樹を連想させるジュニパーのクリアな香りは、様々なことに疲れたこころに元気を与え、頭の中をリフレッシュさせてくれると考えられています。やる気がなくなった時や、物事に後ろ向きになった時も、ジュニパーの香りは新たにチャレンジをする勇気を与えてくれます。森の中で深々と深呼吸した時のような、爽快な気分を呼び起こしてくれます。
マッサージにも
ジュニパーはマッサージにも人気の高い精油の1つです。体の中がどんよりと淀んでいるように感じている人は、ジュニパーの精油を使って、体の中からスッキリ、リフレッシュしてください。
ちょっとひとこと
針葉樹の精油なので、木から抽出されると思いきや、実は果実(ジュニパーベリー)から抽出される香りです。リフレッシュさせてくれるジュニパーは、バスソルトに合わせて使う人も多いです。塩は発汗を促進してくれますので、半身浴などで汗をしっかりかきたいときは、バスソルトにジュニパーの精油をまぜてみるといいでしょう。森林浴のような心地よい香りを楽しみつつ、からだの中からスッキリするような気分が味わえます。
おすすめの使い方
お部屋の空気の浄化に
アロマポットやアロマライトにジュニパーの精油を数滴落とし、お部屋に香りを広げます。オレンジやレモンなどの柑橘系の精油をブレンドしても良いでしょう。ルームフレッシュナーを作ってお部屋にスプレーするのも簡単で効果的です。ルームフレッシュナーなら出先でも香りが楽しめます。
冷えが気になるときに
冷えが気になる季節は、ジュニパーの精油を使って足湯をしてみましょう。洗面器やたらいなどに熱めのお湯を張り、ジュニパーの精油を1、2滴垂らします。しばらく足をつけていると、足だけでなく体全体が温まってきて、汗がにじみ出てきます。ジュニパーを使って半身浴をするのもよいでしょう。岩塩などをプラスすると、より発汗を促進してくれます。
足がパンパンな時に
立ち仕事などが続いて足がパンパンなときには、マッサージが効果的です。ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイルにジュニパーの精油を数滴ブレンドしてマッサージをします。この際、リンパの流れを意識して、体の先端部分から体の中心部分に向かってマッサージを行うと効果的です。
集中したい時に
勉強や仕事を早く終わらせなければならないとき、集中力を高める必要があるときは、ジュニパーの香りが役に立ちます。陶器のアロマストーン(アロマプレート)にジュニパーの精油を数滴たらしてデスクの上やパソコン周りにおきます。ローズマリーやレモンの香りをブレンドしても良いでしょう。アロマライトなどの専用の芳香器具も役に立ちます。
相性の良い精油
ベンゾイン、オレンジ、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、ゼラニウム、フランキンセンス、ベルガモット、メリッサ、ライム、レモングラス、ローズマリー
アロマオイル(精油)のデータ
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植物名 ジュニパー 和名 セイヨウネズ 学名 Juniperus communis 科名 ヒノキ科 抽出部位 果実 抽出方法 水蒸気蒸留法 主な産地 イタリア、ハンガリー、フランス、チェコ、スロバキア 主な成分 α-ピネン、ミルセン、β-ファルネセン、γ-エレメン、β-カリオフィレン、β-ピネン、サビネンヒドレート、アロマデンドレン、ボルニルアセテート、ベルべノン
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アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。また、当サイトの情報は、精油の医学的な効能、効果を保証するものでもありません。精油を使用する際には、製品についての注意事項をよく読み、自己責任の下、正しくお使い下さい。妊娠中の方、病気のある方、健康状態のすぐれない方は、必ず事前に医師にご相談下さい。