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レモンってどんな精油?
どんな香り?
フレッシュで鋭さのある柑橘系の香り
どんな植物?
レモンはトゲのある常緑高木で、 6メートルほどの高さにまで成長します。原産地はインドですが、今では地中海地方やアメリカのフロリダ、カルフォルニアでよく栽培されています。
エピソードや歴史、豆知識など
レモンという名前は、アラビア語の「ライムン」とペルシア語の「リムン」に由来しています。ヨーロッパに広まったのは12世紀頃で、十字軍の兵士がヨーロッパに持ち帰った宝物の中にレモンもあったと言われています。イタリアがまずレモンの重要な生産国となり、今でも高い生産量を誇っています。食品や飲料の香りづけとして、また香水や洗剤、化粧品などの香料として広く利用されています。
精油の効能や効果について
頭をクリアにし、集中力を高める
フルーティーで爽やかなレモンの香りは、気持ちを切り替えリフレッシュさせてくれます。頭がうまく働かないときや冷静さを失っている時などは、レモンの香りが頭をクリアにし、集中力を高める手助けをしてくれます。明るく元気な気分になりたい時にも、この香りがお勧めです。
マッサージには注意が必要
レモンには光毒性(ひかりどくせい)があるため、マッサージに利用する際には注意が必要です。光毒性のある精油を使ってマッサージをした後、直射日光や紫外線にさらされると、シミなどを発生する可能性があります。マッサージに使用した後数時間は、直射日光の下を歩いたり、日焼けマシーンなどを使うのは避けてください。マッサージに使用する場合は、夜や就寝前に行うと良いでしょう。皮膚に対する刺激もありますので、お肌の敏感な方は使用量に注意してください。
ちょっとひとこと
親しみやすいレモンの香りは、どんな人からも好意的に受けとめられます。会社の受付や会議室、美容室や病院の待合室など、不特定多数の人が出入りする場所でも比較的安心して使用することができる香りのひとつです。オレンジやグレープフルーツなど、同じ柑橘系の精油を合わせてもいい香りになりますし、集中力アップにフォーカスしたい場合は、同じような働きを持つローズマリーやジュニパーなどを合わせてみるのも良いでしょう。さわやかな香りですので、うつうつとした梅雨の時期や、やる気の出にくい5月などにもおすすめしたい香りです。
最近は、ローズマリーとともに脳を活性化させる香りとして紹介されたことから、にわかに注目度が高まってきました。ローズマリーとレモンは香りの組み合わせとしても悪くないため、ぜひ日常的に香りを楽しんで、健康維持に役立ててほしいと思います。
おすすめの使い方
リフレッシュしたいときに
レモンの精油でエアーフレッシュナーを作り、お部屋にスプレーをします。爽やかな香りが、気持ちを切り替えてくれます。アロマポットやアロマライトなどの芳香器具を使って、お部屋に香りを広げるのも良いでしょう。ユーカリやローズマリー、ジュニパーなどとのブレンドもおすすめです。
集中したいときに
勉強や仕事を早く終わらせなければならないとき、集中力を高める必要があるときも、レモンの香りが役に立ちます。陶器のアロマストーン(アロマプレート)にレモンの精油を数滴たらしてデスクの上やパソコン周りにおきます。ローズマリーやジュニパーの精油をブレンドしても良いでしょう。アロマライトなどの専用の芳香器具も役に立ちます。
相性の良い精油
ベンゾイン、イランイラン、カモミール、サンダルウッド、ジュニパー、ジンジャー、フランキンセンス、ネロリ、ローズ、フェンネル、ユーカリ、ラベンダー
アロマオイル(精油)のデータ
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植物名 レモン 和名 レモン 学名 Citrus limon 科名 ミカン科 抽出部位 果皮 抽出方法 圧搾法 主な産地 アメリカ、イタリア、スペイン、アルゼンチン 主な成分 リモネン、β-ピネン、γ-テルピネン、シトラール、トランス-α-ベルガモテン、ゲラニルアセテート、ノナナール
▼レモンのお求めは、以下のページからどうぞ。 5mlと10mlの2種類があります。


アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。また、当サイトの情報は、精油の医学的な効能、効果を保証するものでもありません。精油を使用する際には、製品についての注意事項をよく読み、自己責任の下、正しくお使い下さい。妊娠中の方、病気のある方、健康状態のすぐれない方は、必ず事前に医師にご相談下さい。